ポラリス

ジャパングレイスと業務提携、「ポラリスクルーズ」プロジェクト開始

2023/08/07リリース

全国74カ所で自立支援特化型デイサービスを中心に運営している株式会社ポラリス(代表取締役:森剛士、本社所在地:兵庫県宝塚市、以下「ポラリス」)は、8月4日に国際交流と理解を目的とした世界一周の船旅などを企画・運営する株式会社ジャパングレイス(代表取締役社長:要和弘、本社所在地:東京都新宿区、以下「ジャパングレイス」)と業務提携し、世界一周豪華客船ピースボートにて自立支援サービスを提供する「ポラリスクルーズ」プロジェクトを開始いたします。

■提携の背景

新型コロナウィルスが流行し始めた頃から約3年半が経過し、今年の3月から終息に向かっていますが、経済や社会、人々の健康に大きな影響を及ぼしています。特に高齢者はコロナ発生前と比べて身体機能、精神機能の低下が顕著になりました。

2021年8月脳梗塞リハビリセンターを運営する株式会社ワイズと40代~80代以上の怪我や病気の後遺症、または老化による身体の衰えからリハビリを必要とする人々、およびその家族計898名に対して共同調査を行いました。

2020年4月の緊急事態宣言解除後に、2020年3月以前に比べて、85.2%が「外出頻度が減った」 とし、それに伴い32.4%が「日常生活動作(ADL)の低下を感じている」と回答しました。

コロナ禍明けで少しずつ日常を取り戻しつつあり、「全国旅行支援」など旅行やお出かけを推進している中、旅行を通じて高齢者の低下したADL機能、歩行能力の改善、モチベーション向上の目的で今回の業務提携に至りました。

■取り組みの概要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピースボートクルーズでは、1983年に出航した第1回の船旅から、100回を超えるクルーズを実施してきました。これまで、約8万人が乗船し、世界中200以上の港を訪問しました。各地の世界遺産や大自然を訪れ、その地に暮らす人びとと交流を行い、人生を豊かに彩るかけがえのない船旅です。

 

ポラリスは従来の“お世話型”ではなく、できる限り自分の能力をいかして在宅生活を続けていただくことを支援しています。日常生活で最も大切な、意欲や自信の源になる「歩く力」に着目し、歩行改善に特化したリハビリプログラムを提供しています。2021年に3か月滞在しながら非日常空間で集中的にリハビリを行う「ポラリスステイPremiumリーガロイヤルホテル大阪」と「ポラリスステイPremium ハウステンボスホテルヨーロッパ」が提供されて、積極的な反応が多く見られます。

 

今回の業務提携により、第三弾として「ポラリスステイPremiumポラリスクルーズ」を開始します。専用のリハビリマシン、歩行能力をアップさせるポラリス独自の歩行マシンを整え、経験豊富なエキスパートによりお一人おひとりに合わせたプログラムを作成します。元来、船旅は飛行機の旅行に比べて体への負担が各段に少なく、旅行中は重い荷物から解放されるため、心と体に優しい旅行手段です。自分の部屋がそのまま移動していくクルーズは、リハビリを行いながら安心して旅を楽しむことのできる唯一の手段とも言えます。「乗る時は車いす、降りる時は自分の足で」をコンセプトとして、諦めていた”世界一周の旅”を実現できます。

 

■今後の展望

ポラリスクルーズの第1便は今年12月に出航する予定です。来年以降もピースボートクルーズのスケジュール(年に3回)に合わせて展開していきます。




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